2013年12月31日火曜日

013 クリスマスを終えて



シェフです

お陰様でクリスマスを忙しく終え息つくひまも無く年末を迎えています

お客様と言葉を交わす機会も多くなるこの時期、頂くいろいろな評価は何事にも代え難い仕事へのモチベーションになります

来年も「カリーナらしい」 商品を提供出来るよう努力を続けます


さて、12月の間少しずつ糖度を上げながら煮詰め続けた「柚子ピール」上の写真の通り美味しく仕上がりました


食べやすい大きさにカットしショコラノワールでコーティングした製品を年末30日(月)より少量店頭に並べております。年明けより本格的な製造となりますのでどうぞご笑味ください


2013年12月20日金曜日

012 お薦めクッキーの紹介



シェフです

カリーナのお薦めはショコラやジェラートだけではありません、人気アイテム「ラウンドクッキー」のご紹介です

味は7種類「香」「歯ごたえ」「口溶け」など自信を持ってお薦め出来ます。ギフトとして送り主の気遣いを味に代えて先様にしっかりと伝えられるはずです

又、常温保存での日持ちや個包装スタイル、一枚でも十分食べ応えのあるサイズなど贈り物として相手を選びません。

年末年始のちょっとしたお土産にお薦めです(一枚から購入可能)

2013年12月10日火曜日

011 柚子仕込み始めました

(photo:群馬県より届いた新鮮な柚子、大粒で張りがあり荷箱を開けた瞬間、柚子の爽やかな香りが鼻腔をくすぐります

2013年12月2日付上毛新聞の内蓋利用はかつて自分が修行中、実家からリンゴや漬け物を送ってもらった時と同じ利用方法で当時シワだらけの新聞を田舎の事を想いながら読んだ事が懐かしい

まだお逢いした事のない柚子農家さんが柚子を大切に出荷してくださった気持ちが伝わります)



(photo:水洗いの後、半分にカットして中をくり抜きます、柚子の香りで満たされた製造工場と店舗はご来店のお客の誰もが「いい香り!」と師走の香を楽しまれていきます)

シェフです

今年も群馬県の柚子農家さんから大きな柚子を沢山仕入れました。
これから毎日少しずつ糖度を上げながらツヤツヤのピールに仕上げていきます

パティスリー、ショコラトリーとしてピール(果皮の砂糖漬け)やコンフィチュール(ジャム)作りの技術は必要不可欠。確かな技術と知識、味覚を駆使し、時間を掛け地味な作業の先に美味しい柚子ピールが出来上がるのです

数週間後、出来上がった柚子ピールを食べやすい形に切り分け、ダークチョコレートでコーティングして完成!

年末年始での販売を予定しておりますので、もうしばらくお待ちください

柚子の「香り」「苦み」とダークチョコレートのベストマッチをどうぞお楽しみに

2013年11月30日土曜日

010 職場体験学習



シェフです

先日、カリーナで「職場体験学習」が行われ市内の中学生に調理室でお店の仕事の一部を手伝ってもらいました

明るく元気な生徒さんで、あいさつもしっかり出来たのは何よりよかったです。学校と違う環境の中で親以外の大人を相手に一日過ごすのは凄く緊張したでしょうし、一日中立ちっぱなしもこれまでの生活では無かった事で体も疲れたと思う

地域の子供たちの役に立ちたいと思い伊那市が推進するキャリア教育の一環であるこのプログラムにこれまで定休日以外スケジュールの許す限り生徒さんを受け入れてきました

中学生には世の中にいろんな仕事があることを理解し、自分の両親と仕事について話をしてほしい

そしてもっともっと両親の仕事に興味を持つことで家族や自分の将来を考えるきっかけにつながることを願っています

2013年11月19日火曜日

009 ショコラ一品紹介

 



シェフです

先日店頭に並んだ「蜂蜜のショコラ」

特徴のある味なので是非皆さんにお試し頂きたく紹介します

伊那で採取された百花蜂蜜を使い、濃厚な味と香りを残し伊那谷の自然を感じて頂けるよう仕上げました
(小さなミツバチが巣箱から飛び立ち、天竜川を超えて両アルプスの麓の樹蜜や市内に咲くの雑花蜜を行ったり来たりしながらせっせと採取した蜂蜜です)

蜂蜜自体はコクのある濃厚な甘みと、花や樹の蜜を感じさせる爽やかな香り、ほんのわずかな酸味が複雑に入り交じった、地元の方々にとっては懐かしさを感じ、都市部のお客様にはこれまで口にされた蜂蜜の味の違いに驚きを隠せない、そんな一品です

 濃厚で繊細な蜂蜜との相性を考えショコラはその甘みに負けないミルク系で仕上げました。ミツバチに感謝しながらご笑味ください!

2013年11月9日土曜日

008 街じゅう美術館開催中


シェフです

カリーナでは11月1日(金)から11月24日(日)まで伊那商工会議所が主催する「街じゅう美術館」を開催しております

「わたしの好きなお店」「わたしの家族」というテーマで 伊那市内の幼稚園、保育園の年長さんが描いてくれたかわいらしい15作品を店先に展示しています。
(この企画は市内40店舗で開催されています)

お店の雰囲気も賑やかになりますね。連日、描いてくれた年長さんやご両親、おじいちゃん、おばあちゃんまでが見に来てくれます。一般来店のお客様も是非ご覧になってください!

2013年10月31日木曜日

007 原材料の値上がり

シェフです

この秋、お菓子作りには欠かせない「乳製品」「油脂」「ショコラ」「粉」などの原材料値上げアナウンスがどんどん届きます

材料屋さん曰く、値上げの理由はさまざまで、それらが複雑に絡み合い避けて通れない値上げとなっているようです

そんな中、美味しい商品を提供するためには材料の品質を落すわけにいかず、この冬一部商品につきまして少しだけ値上げいたします

私も「美味しい」と言って頂ける商品を提供していくために、今まで以上に努力いたします!

2013年10月19日土曜日

006 試食


シェフです

店頭商品のクオリティーチェックやコンテスト作品試作のための「試食」は、私の大切な仕事です。

口溶け甘さ苦み香のバランスは本当にこれで良いのか?もっと美味しくなるのでは?食感は?仕上がりの美しさは?他の味とのマッチングはどうだ?管理は適切か?市場性は?作業性は?等々考えながら。

ショコラアイテムの試食後、レシピを少しずつ調整しながら私の考えるベストテイストに近づける作業を常に繰り返しています。

日本のパティスリー(洋菓子店)、ショコラトリー(ショコラ専門店)のショコラは本当に美味しいですよね!パリで開催中のサロンドゥショコラや国外で開催されるコンテストでの日本人の活躍を見れば技術、味覚とも世界最高レベルである事は疑う余地ありません。

改めて日本人の繊細な味覚、きめ細かな作業はショコラ製品作りに向いていると考えます。

さらに伊那谷の寒く乾燥した冬はヨーロッパに似ており、日本一美味しくショコラを食べられる地方だと確信している。

当店も得意な素材(ショコラ)を「美味しい」と食べて頂きつつ、より高いレベルでの満足に応えるためにレベルアップしなくてはならない。ゆっくりでも粛々と実行していきます!

2013年10月10日木曜日

005 秋いろいろsnapphoto

シェフです

来る日も来る日もラボにこもって製造。時々銀行や材料仕入や配達で外出するという日々の中、ラボや配達途中でサラッと撮影した秋らしいショットをいくつか・・


 
(photo 頂いた栗おこわ、大きな渋皮栗がごろごろ)

 (photo 配達途中にて)






 
(photo 頂いた松茸ごはん。風味豊かな秋の味)
 
 
(photo:こちらも頂いた下伊那産のブドウ。大粒で濃い味)


2013年9月30日月曜日

004 素材の加工


シェフです

製品に使用している副材料は、ほとんどラボで仕込んでいます。香ばしいものは香ばしく、酸味の有るものは酸味を残し、香りの有るものはその輪郭がはっきりするように素材に合わせて加工しています。

カリーナのショコラが美味しい理由(わけ)はそんな所にあります。

(photo:上:香ばしさ、苦み、ショコラがベストマッチのジャンドゥージャ 。下:柚子ピール)

2013年9月19日木曜日

003 ブンブン働く!

シェフです

9月中盤、「運動会」「稲刈り」「地域の行事」等、何となく慌ただしい時期になりましたね

世の動きに合わせてお店も「せわしい」感じになってきました

私も気合いが入ります「さぁ、ブンブン働く!」

(photo:全身花粉まみれで、まさにブンブン働くミツバチ。お疲れ様です。9月初旬撮影)

2013年9月9日月曜日

002 オランジェット販売再開します

シェフです

9月に入り一気に秋めいてきましたね

夏の暑い間、販売を止めていたショコラの製造を少しずつ再開しています

まずは「オランジェット」

大変お待たせいたしました!

(photo:チョコ掛けが終わり店頭に並ぶのを待つオランジェット:製造室にて撮影)

2013年8月30日金曜日

001 秋の気配と共に



シェフです

8月末、伊那市は日中の日差しは強いが朝晩は秋の気配を感じさせる涼しさ。

ショコラが美味しく感じられる季節が始まる。

カリーナの「ショコラ・2013-2014シーズン」にご期待下さい。

photo :「閑さや岩にしみ入る蝉の声」伊那市内納品先にて撮影


2013年8月22日木曜日